アトピーの患者は、小学生から高校生までの児童・生徒の20人に1人……文科省の調査結果だそうです。また、「医者にはかかっていないけれど、自分ではそう思う」という日本人は2200万人という推定もあります。日本の国民病といってもいいでしょう。

アトピーの原因とされるものはいくつかあります。遺伝的要因、栄養の要因、環境の要因など。ですが、最大のものとされているのは、腸内や皮膚、肺などの細菌叢(さいきんそう)です。細菌叢とはある環境で生育する細菌の群れがさらに集まってできたものです。

この「ある環境」のうち最大のものが腸ということになります。

もしアトピーの原因が腸にあるなら、腸内環境を整えることが改善の第一歩となります。

腸内には善玉菌と悪玉菌の両方が存在しています。体調がいいときには、善玉菌が悪玉菌の増殖を抑えています。が、宿便がたまると、悪玉菌の温床となり、勢力が逆転してしまいます。

悪玉菌はたいてい毒素を持っており、「悪玉」といわれる由縁にもなっています。毒素による影響で、なかでもアトピーに関係しそうなのが、免疫力の低下です。また、特にアトピーではなくても、肌のつやや張りが失われます。

もちろんアトピーの原因は単純ではなく、宿便をとったからといって、即座に解決するものではありません。

が、宿便を取ることは、ほかの面からも健康への改善につながりますし、それはすなわちアトピーの“外堀”を埋めることにもなります。今はサプリメントや健康食品などで、効果のあるものがたくさん出ています。上手に日常生活に取り込むようにしましょう。